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2017-05-10

ドッグトレーナーの技が必見です!-保護犬・咬癖のある子達のトレーニングサポート


保護犬・咬癖のある子達のトレーニングサポート
こんにちは。プロフェッショナルメンバー、トレーニングサポートの桑原です。

 
今回の依頼は、本気咬みをする子がいるとの事で、シンデレラプロジェクトで一緒に活動をしていますハナ動物病院に行きました。先日シンデレラプロジェクトでレスキュー&輸送した子達です。詳しくは、 「問題行動(咬癖)のある子のレスキュー活動、輸送レポート!」を参照いただければと思います。現在、ハナ動物病院には4頭のワンちゃんが保護されており、その内の2頭がトレーニングが必要な子でした。

保護犬おとめ

まず、1頭目の子

 
柴 女の子 おとめちゃん 推定5歳 避妊済み

 
症状をお聞きしてみますと、体はある程度触らせてくれますが、首周りを触ると発狂するとの事、柴ではよくある事です。

 

この場合は基本、咬むきっかけを与えないようにマネージメントをするのが好ましいです。

 
そのため、首を触らないようにするのに

 
「首輪をしないでハーネスに変えてみては?」

 
と提案をしてみました。

 
ただ、食器を取る時に足に少し当たっただけでも咬んでくるようですので、足を持ちながらの装着は無理です。

 
それならば抱っこしながらハーネスを着けれるか、おやつで注意をそらしながら体に触るのを慣れさせていってみてました。まだ会って30分もたっていませんので、すぐに抱っこをするのは嫌がってしまいます。

 
この段階で抱っこを嫌がらせてしまうとトラウマになり、今後の抱っこをする事が難しくなるため、慎重に様子を伺いながら体を触っていました。

 
すると、おやつを食べさせながら首を触ってみると全く気にしない事が判明したのです。

 
首輪を持ちながら回していても気にしないくらいでしたので、首周りを触る時は、おやつをあげながらという方法に切り替えて提案をしました。

保護犬ダン

2頭目の子、

 
MIX 男の子 ダンくん 推定10歳 去勢済み

 
この子は動物愛護センターにいる頃、トレーナーの手からリードが離れて落としたのを取ろうとした時に、襲いかかって咬みついた事があったそうです。

 

また、散歩から帰ってきて病院の自動ドアの鍵をしゃがんで開ける際にもかみつこうとしてくるとの事。

 
リードを取るだけで咬みつくとはどういうことなのか?どの様な時に咬むのかわかりませんので、とりあえず散歩に行ってみることにしました。

 
先ず、リードを取る時や鍵を開ける時など、しゃがんだ時に咬んでくるのか?

 
散歩に出る時はリードを拾う動作をしても、散歩に行きたいという方に注意が向いていて咬んでくることはありませんでした。また、散歩中にダン君のそばでしゃがんでも咬み付いてきません。

 
何が原因か。色々と試してみました。

 
そして少しずつ、咬んでくるときのタイミングがわかってきました。

 
散歩中ですが結構な力でグイグイ引っ張ります。引っ張り癖を無くすためダン君の好きな方向には行かせず、私の行く方に付いて来させるようにしました。すると、ダン君はイライラして咬み付こうとしてきました。

 
また、おやつをあげる時に強引に近づいてくるので、リードを引いて制御させた時も咬み付こうとしてきました。

 
病院の自動ドアを開ける時に、ダン君は早く入りたいけど、どかせないと鍵を開けられないためリードを引っ張った時も咬み付こうとしてきました。

 
これらの3つからわかること...つまり、リードを引っ張られて好きな所に行けない、好きなことが出来ない時に咬み付いてくるようです。とにかくワガママで、気に食わなければ咬み付けばなんとかなると習慣化されているようです。

 
先程、咬むきっかけを与えないようにマネージメントするとお伝えしましたが、普段の生活の中でリードを引っ張らないといけない状況は出てきます。

 
そして、イケナイ事をしているのを止めることにもリードを引っ張ることが出てきます。

 
それを咬むからと許してしまうと、ますます悪化してしまいます。

 
そのため、いくら咬み付こうとしても私の行く方向に付いて来させたり、自動ドアの鍵を開けたりする時に咬み付こうとしてもリードを引っ張りました。そして、何回も繰り返し咬み付いて来なくなるまで続けました。

 
いくら咬み付こうとしても無駄だよと諦めさせるためです。

 
病院のスタッフさんにも、ここは根負けしないようにとお伝えしました。

 
幸いダン君はオスワリ、マテが出来るようでしたので、自動ドアの鍵を開ける時には、オスワリ、マテをさせることも提案しました。

 
これを繰り返すことで、咬癖も収まるとでしょう。一時預かり先のハナ動物病院と連携しながら、今後もサポートを続けていきます。


〜シンデレラプロジェクトはプロフェッショナルメンバーで力を合わせて活動しています〜

担当(トレーニングサポーター):Life Memory 桑原 昌之

メールにてご連絡いただく場合は、info★life-memory.net までお願いします。

(★は半角@マークに書き換えて下さい。)

医療サポート&一時預かり:ハナ動物病院
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情報拡散サポート:AtomicWorks
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