猫が留守番できるのは何時間までが限界?長時間のケージはストレス?

猫の飼い主さんが一度は悩む、猫だけでのお留守番。

特に、一人暮らしの飼い主さんは、仕事で日中は家にいないことも多いでしょう。

愛猫を部屋に残して外出すると、いろいろ心配になってきますよね。

数時間の外出ならば気になることも少ないですが、長期間出かける時は、きちんと対策をしなければなりません。

そこで今回は、猫の留守番について、注意してほしいことを中心に解説していきます!

猫が安全に留守番できるのは何時間まで?

猫は、もともとマイペースで自由に行動する習性があります。

自分のテリトリーで、ひとりで過ごすことを好む猫もいます。

そのため飼い主さんが思っているよりも、留守番は苦ではないのかもしれません。

  • 猫に15時間以上留守番させる時の対策は?
  • 猫の留守番は何日まで大丈夫?
  • 留守番させる猫を部屋に閉じ込めるのは危険
  • 猫に留守番させる時はトイレに注意!

では、具体的に説明していきますね。

猫に15時間以上留守番させる時の対策は?

単独行動が得意な猫にとって、15時間以上に及ぶ留守番も大丈夫と考えられています。

ただし、猫が自分でできないことは、しっかりと準備しておきましょう。

食事やお水は、外出する時間に応じて用意してあげてください。

タイマー設定ができる給餌器ならば、一度に食べてしまう心配がありません。

お水は、お皿に入れておくとひっくり返してしまう危険がありますので、ノズルタイプの給水器の使用をおすすめします。

コンセントは、可能な限り抜いておきましょう。

電気コードに嚙みついてしまうと、感電や火災の恐れがあり大変危険です。

猫の留守番は何日まで大丈夫?

猫は留守番が得意といわれていますが、何日間も一人にして大丈夫なのか気になりますよね。

旅行や出張となると、数日間お留守番させることになります。

愛猫の健康面や衛生管理を考慮すると、2~3日が限度かもしれません。

甘えん坊な性格の猫ちゃんは、だんだん寂しくなって不安になってしまうそうです。

飼い主さんが数日間帰ってこないことは、猫にとってストレスになる場合もあるのです。

留守番させる猫を部屋に閉じ込めるのは危険

普段家の中で自由に部屋を出入りしている猫を、留守番させる時だけ一つの部屋に閉じ込めることは避けましょう。

自由に行動できないストレスから、問題行動を起こしてしまうケースがあります。

物を破壊したり、食べ物以外を飲み込んでしまうなどは、命の危険に繋がります。

猫に入られたら困るお部屋はしっかりとドアを閉めて、できるだけ自由に動けるようにしてあげてくださいね。

お留守番に備えて、猫専用のお部屋を作って慣れさせるのも有効な方法です。

猫に留守番させる時はトイレに注意!

猫に留守番させる時、最も気をつけなければならない衛生管理。

特にトイレは、余分に準備することが望ましいと言われています。

猫はきれいではないトイレが苦手なので、お掃除ができない留守中は2ヶ所以上設置しておきましょう。

また長時間の留守番になると、ストレスが原因でトイレ以外の場所で排泄してしまうことがあります。

留守番させる時は、できるだけストレスを感じないような環境を作ってあげましょう。

猫の留守番で限界に達する時間は?

留守番が得意といわれている猫にも、限界があります。

猫の留守番が、どのくらいストレスになっているのか気になりますよね。

  • 猫に1週間の留守番は長すぎる
  • 子猫の留守番は半日までが限界
  • 猫は留守番にストレスを感じている?
  • 旅行中に猫を預けるのは逆にストレス⁈
  • 猫は留守番中に何をしているの?

では、猫の不安を理解するためのポイントを解説します!

猫に1週間の留守番は長すぎる

猫のお留守番は、長くても3日間が限界と考えられています。

1週間に及ぶ留守番は、ストレスで部屋を荒らしてしまったり、体調不良を起こすこともあり注意が必要です。

自宅に置いたまま、家族やペットシッターにお願いしてみるのも良いと思います。

子猫の留守番は半日までが限界

生後3ヵ月までは、自力で食事や排泄ができません。

母猫がお世話できない時は、飼い主さんが母親代わりになってお世話をする必要があります。

この時期は、留守番をさせることは避けましょう。

自分でできるようになったら、少しずつ留守番に慣れさせてみましょう。

ただし、子猫は好奇心旺盛で、危険なことを認識できない可能性もあります。

子猫に留守番させるのは、長くても半日までが限界でしょう。

猫は留守番にストレスを感じている?

子猫の頃から可愛がられて育った愛猫は、飼い主さんの姿が見えないことに不安を感じています。

環境の変化が苦手な猫にとって、いつもいる飼い主さんがいないことは、ストレスになっているのです。

猫にも様々な性格があり、甘えん坊や寂しがりやな子は留守番が苦手かもしれません。

まずは、愛猫の性格を見極めることがストレス軽減に繋がります。

旅行中に猫を預けるのは逆にストレス⁈

旅行に出かける時、愛猫を留守番させるのは心配ですよね。

信頼できるところに預ける飼い主さんも多いのではないでしょうか。

しかし、見知らぬ場所に預けられることは、猫にとって大きなストレスになってしまいます

例えばペットホテルでは、聞き慣れない鳴き声にストレスを感じてしまうようです。

また、初対面の人に警戒して固まってしまう子もいます。

長期間預ける際は、リラックスできる場所や心を開いている人にお任せすることが理想的ですね。

猫は留守番中に何をしてるの?

1日の半分以上は寝ていると言われている猫が、留守番中に何をしているか気になりますよね。

リラックスしている状態ならば、いつも通りの生活リズムで過ごしている子が多いようです。

もし問題行動が見られた場合は、飼い主さんに対しての不満をアピールしているかもしれません。

愛猫が、お留守番で寂しかったことを理解して、声を掛けながら撫でてあげてください。

猫がケージで安全に留守番できる時間は?

猫に留守番をさせる時、ケージに入れておく飼い主さんもいますよね。

狭いケージの中での留守番は、猫がかわいそうだと思ってしまいます。

しかしケージは、猫を危険から守ることもあるのです。

  • 猫は半日ケージで過ごせる?
  • 留守番させる子猫にケージはいつまで必要?
  • 猫は長期間のケージにストレスを感じているの?
  • 猫をケージ飼いするメリット
  • 猫の留守番中の死亡リスクについて

ここでは、猫をケージに入れて留守番させるメリット・デメリットを解説していきます!

猫は半日ケージで過ごせる?

猫は寝て過ごすことも多いので、半日程度ならばケージに入れてお留守番をさせても大丈夫だと言われています。

お水や餌を用意して、トイレを清潔にしてから外出するようにしましょう。

留守番させる子猫にケージはいつまで必要?

生後4ヶ月を過ぎると、子猫でもお留守番ができるようになります。

子猫に留守番をさせる時は、怪我やイタズラ防止のためケージに入れておく方がよいかもしれませんね。

例えば、体が小さい子猫は、家具の隙間に入り込んで出られなくなることがあります。

あらゆるアクシデントを想定して、成猫になるまではケージの中で留守番させることをおすすめします。

猫は長時間のケージにストレスを感じているの?

長時間ケージで過ごすことは、子猫よりも大人の猫の方が苦手です。

成長すると家の中を自由に動き回って、お気に入りの場所を見つけていきます。

落ち着ける場所で、気持ちよさそうにお昼寝をしている姿に癒されている飼い主さんも多いのではないでしょうか。

その猫を長時間ケージに入れてしまうと、自由に行動できずストレスになってしまいます。

2段・3段とステップのあるケージを設置して、上下運動ができるくらいのスペースを作ってあげると、ストレス軽減になるかもしれません。

お留守番に備えて、まずはケージの中が楽しくて安全な場所であると認識させることが大切です!

猫をケージ飼いするメリット

ケージは、猫にとってストレスばかりではありません。

脱走や誤飲の防止など、様々な場面でケージが役立っています。

猫のパーソナルスペースを確保し、落ち着ける場所として気に入ってくれる子もいます。

丈夫なケージは、災害時に落下物から身を守ることもできます。

また新しい猫をお迎えした時、先住猫と対面させる際には、ケージ越しが良いと言われています。

このように、ケージは愛猫を危険から守るために必要なアイテムでもあるのです!

猫の留守番中の死亡リスクについて

留守番中、猫の体調に関わることは、しっかり対策をしてください。

夏場は、熱中症予防のためにエアコンを上手に使い、留守中の食事は傷みにくいドライフードを用意してあげてください。

飲み水は切らさないように、数ヶ所に設置しておくことをおすすめします。

まとめ

猫を安心して留守番させるためには、日頃からケージに慣れさせたり、危険なことを認識させることが大切です。

ケージは、ストレスを与える物ではなく、安全に過ごせる場所であることを意識して上手に使ってくださいね。

大切な愛猫を、留守番中の危険から守りましょう!

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