ペットと避難するときの持ち物をチェック!あったら便利な防災グッズもご紹介

大地震や水害などの災害によっては、避難するのが大変で困ってしまうことも。

大切なペットと避難するためには、どんな物を日頃から用意しておけばいいのでしょうか。

いざという時に、準備不足で時間がかかったり、ペットが誰かに迷惑をかける事を心配して避難自体を躊躇してしまわないために、何ができるでしょうか。

サッと避難をするために、防災リュックに入れておきたい物をまとめてみました。

【災害対策】ペットと避難する時はどうする?主な持ち物を確認しておこう

ペットの支援は、人間の支援よりも、支援開始が遅くなる事があるようです。

生命にかかわる水やペットフードは多めに持っておいた方が安心です。

これだけは持っておいてほしい、といった持ち物をリストアップしてみました。

主な持ち物はこちら。

  • キャリーまたはクレート
  • 水、ペットフード、おやつ(3~7日分)
  • 持病などの薬
  • 食器
  • 名札付きの首輪(飼い主の名前入り)
  • リード
  • 飼い主の連絡先とペットを預けられる飼い主以外の連絡先
  • ペットのかかりつけ動物病院などの連絡先
  • ペットの写真
  • ペットシーツ、トイレ用品
  • タオル、毛布
  • おもちゃ
  • 洗濯ネット(猫の場合。愛猫が入るサイズ)
  • ゴミ袋

普段から使い慣れているものを用意しておくと、慣れない避難生活でも使いやすいと思います。

また、災害が起きる前に一度、実際にリュックに詰めてみてることをオススメします。

防災リュックとペットを抱えて、持ち運べる量がどのくらいか確認しておきましょう。

避難所までペットを連れて行く際にオススメなキャリークレートとリュックはどれ?

持ち物が重いと避難先まで行くのが一苦労になってしまいます。

避難時にオススメなキャリークレートやリュックはこういったもの。

  • 軽い
  • 大容量
  • 通気性があるもの
  • なるべく両手が塞がらないタイプのもの

機能性の高いもので、ご自身とペットにあったものを探しておきましょう。

抱えて避難しなくてはいけなかったり、多頭飼いの場合などでは、しっかり避難訓練しておくことも大切です。

【愛犬編!】避難生活する時にあったら便利な防災グッズ

以下のものがあると、避難生活で便利です。

  • おやつの入るおもちゃ
  • ロープ型のおもちゃ
  • パペット型のぬいぐるみ
  • 愛犬用の履物

運動が大好きな愛犬との避難生活では、省スペースで遊べるおもちゃを選んでみましょう。

上記のような、なるべく音が出にくく、集中して遊べる物がオススメですよ。

また、災害時は地面にガラスなどが落ちている場合もあるので、念のために靴があると安心できます。

【愛猫編!】避難生活する時にあったら便利な防災グッズ

愛猫と避難する際は、以下のものがあると便利です。

  • お気に入りのおもちゃ
  • 爪切りや爪とぎ用品
  • いつもよりちょっといいおやつ

避難時は、いつもより長時間、狭い所にいなくてはいけないこともあります。

そんな時でも、愛猫がご機嫌でいてくれるように、気分転換できるグッズがオススメです。

長時間、同じ場所でも飽きない工夫をしてみてくださいね。

また、爪切りや爪とぎ用品も忘れずに持参しましょう。

ペットとの避難生活で他人に迷惑をかけたくない時の対策グッズ

ペットは大切な家族ですが、避難所には動物アレルギーの方など、動物が苦手な方がいらっしゃる場合もあります。

ペット可の避難所でも、飼い主には周囲の方々への配慮が求められます。

そこで、持っていきやすい対策グッズとしてこんな物が挙げられるようです。

  • 消臭機能のあるトイレシーツやうんち袋、猫砂
  • 服やハーネス
  • 避難所で配る耳栓
  • クレートなどに貼る注意書き(さわらないでね、噛みます、ひっかきます等)

ペットに慣れていない人の不快感を軽減するのも、飼い主の役割と言えますね。

消臭機能のあるトイレシーツやうんち袋、猫砂

普通のビニール袋では悪臭が漏れてしまうので、ハエなどが寄って来たりと衛生的にもよくありません。

出来るだけニオイの漏れないものがオススメです。

服やハーネス

服を着せることで毛の散らかり防止になったり、ハーネスやリードをつけておけば、脱走などではぐれてしまうトラブルが起きにくくなります。

体に合っていて、すり抜けないような、しっかりしたものを選びましょう。

避難所で配る耳栓

いつもは平気なのに、急な環境で戸惑ってしまい、夜中などに無駄吠えをしてしまう子もいるようです。

周囲からクレームがあった時に、お互いを尊重できる環境が整えば、トラブル防止に役立つこともあります。

クレートなどに貼る注意書き(さわらないでね、噛みます、ひっかきます等)

しっかりしつけをしていても、避難所ではいろいろな想定が大切です。

例えば、飼い主がトイレなどでペットのそばにいられない時などです。

他人が許可なくペットに触れないように気を付けておきましょう。

まとめ

日本では東日本大震災の経験から、災害が発生した時、ペットとの同行避難(ペットと一緒に安全な場所まで避難すること)が環境省から推奨されるようになりました。

※環境省のペットの災害対策のリンクはこちら

https://www.env.go.jp/nature/dobutsu/aigo/1_law/disaster.html

同行避難には、持ち物はどうしたらいいのか、ご自身のペットには何が必要か、日頃からチェックしておくことが大切です。

持ち物は、避難がスムーズに行える範囲で多めに持った方が安心です。

そして、避難時は大切なペットとはぐれてしまわないように、首輪やリードをしっかりつけましょう。

ペットと安全に災害を乗り切れるように、いろいろな想定をしておきましょう。

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