【子犬】トイレトレーニングはいつからすると覚えやすい?失敗の原因と対策は?

ペットと理想的な暮らしをする上で、トイレトレーニングはどうしても避けては通れない大切なしつけです。

家の中のあちこちで排泄してしまったり、お出かけの際にトイレで困ったりしないためには、どうしたらいいのでしょうか。

そこで、子犬のトイレトレーニングの始め方をまとめました。

子犬のトイトレ!トイレトレーニングはいつから始めるのがいい?

子犬をお迎えしたらすぐにトイレトレーニングをはじめてみましょう。

本来、犬は決まった場所で排泄をする習性を持ちません。

そのため、子犬が「どこでも用を足していいんだ」と覚える前に「ここがトイレだよ」と教える必要があります。

稀に、お迎えする前に住んでいたペットショップやブリーダーから、トイレはどこかを教わっている子もいるようですが、新しい環境で戸惑うことも。

成犬になってからだと、トイレを覚えるのは難しくなるので、子犬のうちに始めましょう。

子犬のトイレトレーニングに必要なもの・心構え

子犬のトイレトレーニングに必要なもの・心構えについて解説します。

  • ケージ(サークル)
  • トイレシーツ
  • トイレトレー
  • おやつ(なくてもよい)

トイレトレーニングは大変ですが、焦らず子犬のペースで続けてみてください。

飼い主はパートナーでもあり親でもあります。

お互いのために根気よく教えていくことが重要です。

ケージ(サークル)

ケージ内の決まった所で用を足せるようになるまでは、基本はケージ内で過ごし、遊ぶときは排泄を済ませてから外に出しましょう。

トイレトレーニングが終わるまでは、10分程遊んだらまたケージに戻し、排泄をしたらほめてあげましょう。

トイレシーツ

子犬の場合、1日10回前後排泄をします。

衛生面上すぐ取り換えが必要なので、多めに準備しておきましょう。

糞尿のニオイが気になる方は、消臭機能の付いたトイレシーツがオススメです。

トイレトレー

トイレシーツを嚙みちぎって遊んでしまう子犬や長時間お留守番が必要な子にオススメです。

床に置いたトイレシーツがくしゃくしゃになったり、風で流されなくなるメリットがあります。

おやつ(なくてもよい)

子犬がトイレシーツの上で用を足せたら、間髪入れずにほめましょう!

褒められながらおやつが出てくれば、子犬も嬉しさアップです。

トイレトレーニングはお迎えする前から準備しておこう

お家についた瞬間に、すでにセットされたケージとトイレシーツの上に居させてあげましょう。

愛犬をお迎えしてから、トイレトレーニングに必要なものを買出しに行こうと考えるのはNGです。

子犬のトイレトレーニングの流れと期間は?

では実際どういう流れでどのくらいの期間、トイレトレーニングすればいいのでしょうか。

  1. トイレシーツを全面に敷いたケージの中で用を足せるようにする
  2. トイレのサインがわかるようになったら、トイレシーツの場所を徐々に減らしてトイレシーツに誘導して用を足させる

ケージの中で排泄するのに慣れてきたら

  1. ケージの中で排泄を済ませてから、ケージの外で10分程遊んでみましょう
  2. ケージの外にいるときにトイレシーツの上でするよう誘導する
  3. トイレシーツの上で排泄出来たらほめる

期間は初日から数か月かかるようです。

子犬の排泄は1日10回前後で2~3時間おきにしますので、こまめに見てあげてくださいね。

大きくなっていけば、だんだんとおしっこの回数は減っていくので安心してください。

見ている時に、用を足せたら間髪入れずに褒めましょう。

トイレシートの上に出来なくても叱るのはやめましょう。

叱ってしまうと、トイレトレーニング期間が長くなる原因になってしまいます。

トイレトレーニングに簡単な方法はある?

残念ながら「これですぐに覚える」という簡単な方法はありません

1歳ごろまでの子犬は体が未発達のため、どうしても粗相してしまうことがあります。

どうしても気になったり、気持ちが穏やかになれない時には、獣医さんに相談したり、プロのしつけ教室に行くのをオススメします。

トイレに誘導するためのスプレーもあったりするので、根気よく教えてあげましょう。

飼い主が共働き!子犬のトイレトレーニングはどうしたらいい?

飼い主が共働きだと仕事から帰ってきたら糞尿で大惨事なんてことがありますよね。

疲れていてイライラしてしまっても、愛犬は悪気があってやったことではありません。

ペットシッターや自動給餌器、ドックカメラなども検討してみましょう。

飼い主が帰宅後にすぐにお世話を完了できるような環境を作り、負担の少ないトイレトレーニングをしていきましょう。

用意するもの

  • 寝床用のクレート:トイレと寝床を分けておくと、子犬もトイレがどこか分かりやすいですよ。
  • 大きめのトイレトレー:トイレシーツがぐちゃぐちゃになったりヨレヨレになるのを防げますし、子犬の足が汚れるのを防げます。

注意すること

  • ケージ内のおもちゃは水分を吸わないものにしましょう。

一緒にいるとき

  • トイレシートは一回排泄したら取り替える
  • 常に目を配り、できるだけ話しかけて相手をする
  • 疲れていても根気よく付き合う

子犬のトイレトレーニングで失敗しやすい理由と対処法

何度も失敗してしまって、トイレトレーニングが全然すすまない時は、基礎から見直してみましょう。

トイレのケージ内に、毛布やぬいぐるみなどニオイの付きやすいものがある

犬は、足元が安定していてふかふかの場所に排泄する習性があります。

毛布をトイレと勘違いしてしまう子犬もいるので、ケージ内に入れるのは避けましょう。

飼い主がおしっこの合図に気づいていない

トイレシーツのニオイをクンクン嗅いで、ぐるぐる回っていたらトイレの合図です。

寝起きや食後、遊んで興奮した時などに排泄する事が多いです。

すかさずトイレシーツの上に連れて行きましょう。

排泄直後に褒めていない

子犬が「トイレシーツの上で排泄したら褒めてもらえて嬉しい」と覚えること大切です。

排泄直後に褒めないと、子犬はなぜ褒められているのか理解できません。

失敗した時に叱ったり怒ったりした

人間の都合でトイレの場所を決めていることを忘れないでくださいね。

子犬は「排泄したらなぜか怒られた」と感じてしまい、隠れてするようになったり、問題行動に繋がることがあります。

ケージの外でトイレを失敗するときの理由と対処法

ケージの中では完璧なのに、外に出すと失敗しがちなんて子も。

出来るだけ対策しておきましょう。

  • ケージの中でトイレを済ませてから外に出す
  • ケージの外に出すと興奮する子は、外に出して5~10分くらいで一度ケージに戻す
  • 一度失敗した場所はニオイを消臭する
  • 少し大きくなったらトイレまで抱っこせず、子犬を誘導する
  • トイレに戻れたら褒める・おやつをあげる
  • 生後6ヵ月頃からマーキングをするので必要なら去勢も考える

まとめ

子犬のトイレトレーニングは、お迎えする日から数か月かかります。

思ったよりも手間がかかり大変だと思った方もいるのではないでしょうか。

子犬とじっくり向き合い、グッズを活用したり、プロと連携したり根気よく教えてあげましょう。

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