チャウチャウは大きくならない?小さい種類はいないの?小型の犬とのミックスの場合は?

まさにぬいぐるみのようなかわいさを持つ犬、チャウチャウ。

チャウチャウを家に迎えたいと思ったことがあるかもしれません。

日本では、住宅事情や生活スタイルという現実問題から小型犬が人気のようです。

チャウチャウはどんな特徴のある犬なのでしょうか?

今の住まいでチャウチャウを十分に飼育することはできるのでしょうか?

  • チャウチャウは大きくなる犬種か・小さい種類もいるか
  • チャウチャウと一般的な小型犬との飼育の違いや迎える方法

などについてご紹介します。

チャウチャウは大きくならない?チャウチャウと子犬の特徴について

昔は、ご近所でもチャウチャウを見かけることがありませんでしたか?

でも、最近はあまり見かけなくなりましたよね。

チャウチャウは日本でもかなり人気があった犬です。

ですが最近のJKC登録数ではかなり数が少なくなっており、稀少性の高めな犬となっているようです。

ただの人気の移り変わりの問題なのでしょうか?

チャウチャウの特徴に理由があるのでしょうか?

  • チャウチャウって大きい?白いチャウチャウもいる?チャウチャウの特徴とは
  • チャウチャウの性格や寿命・子犬の成長スピードについて
  • チャウチャウが美味しい?!食用ってどういうこと?

チャウチャウの特徴からわかることがあるかもしれません。

チャウチャウを家に迎えるために知っておくといいことがあるかもしれませんよ。

チャウチャウって大きい?白いチャウチャウもいる?チャウチャウの特徴とは

チャウチャウの大きさは一般的に中型犬〜大型犬と言われています。

似たような大きさの有名犬種で比較すると、ビーグルより大きくシェットランドシープドッグ(シェルティ)より小さめということになるようです。

成犬の大きさとしては、体高46〜56cm、体重20〜30kgくらいが目安になります。

メスの方が、オスよりやや小さいそうです。

大きさの割に体重があ李、骨格がガッチリしていて筋肉質という特徴があります。

また、毛がもふもふでボリュームがあるので大きく見えやすいという点も覚えておくといいですよ。

体が大きければそれだけ運動量が必要ですが、チャウチャウの場合は見た目の大きさほどには運動が必要ではないということになります。

ですが、太りやすいという特徴があるため注意も必要です。

そして最大の特徴と言われるのが、青い舌です。

理由はわかっていませんが、子犬の頃はピンクで成長するにつれて青く(青黒く)なっていくようです。

このためチャウチャウは「青舌犬」「黒舌犬」と呼ばれることもあるようです。

毛色は、レッド(赤茶)・ブラック(黒)・ブルー(灰色)・フォーン(淡黄)・クリームもしくはホワイト(白)となっています。

チャウチャウの性格や寿命・子犬の成長スピードについて

チャウチャウは冷静で落ち着きのある犬です。

警戒心が強いですが、主人と決めた人にはとことん従う忠実な犬とも言われています。

反面、飼い主さん以外にはあまり友好的ではないとも言われているので、しっかり社会化させることが大切です。

子犬の頃からたくさんの人やペットと触れ合わせることで社交性を身につけさせることができるようです。

しかし頑固な部分があり、しつけの難易度は上級者向けと言われています。

無愛想で面倒くさがりとも言われ、運動や素早く動くことが苦手だったり、家族に対しても割とドライな対応をすることも多いようです。

しかし愛情をそそぎ、信頼関係を築いていくにつれてしっかり信頼を返してくれるという魅力を持ちます。

繊細な面があり、にぎやかなところは苦手なので子供がいる家族や、来客の多い家庭には不向きのようです。

チャウチャウの寿命は平均で10年前後と言われていますが、飼育環境によっては15年以上生きることもあるそうですよ。

チャウチャウの子犬は成犬になるまで15〜18ヶ月、性成熟は早い子で生後6〜7ヶ月頃になると言われています。

小型犬に比べて成長スピードは緩やかです。

チャウチャウが美味しい?!食用ってどういうこと?

チャウチャウは長い歴史を持つ犬で、食肉用として改良されたと言われています。

また、チャウチャウは国際畜犬連盟に登録されている犬種で唯一食用として繁殖されている犬種でもあります。

日本でも昔は犬食文化がありましたが、今はほとんどの国と同じく「犬はペット・家族」という考えが広まり犬食が禁止されています。

ですが、食文化の違いで今も犬食文化の残る地域もあります。

チャウチャウの太りやすい特徴は、食肉用としての歴史と関係していると言われています。

赤茶の毛のチャウチャウを見かけることが多いのは、毛色が赤・黒・白の順で美味しいと言われているためだそうです。

チャウチャウが好きだけど大きいと飼えないかも!小さい種類はいない?

チャウチャウは見た目も中身もユニークな犬です。

チャウチャウにハマる人の中には、「チャウチャウ以外考えられない!」という人もいるほどです。

ですが、日本の住宅事情から見ても大きい犬を飼うことが難しいという場合が多いかもしれません。

  • 小さいチャウチャウっているの?チャウチャウと小型犬のミックスは?
  • 犬が大きくならないようにするってできる?その意味とは
  • チャウチャウに似てる犬は他にもいる?

動物を飼う上で、最後まで責任を持って世話するということはとても大事なことです。

そのためにも色々な情報を見ていきましょう。

小さいチャウチャウっているの?チャウチャウと小型犬のミックスは?

小さいチャウチャウは存在しないようです。

チャウチャウと小型犬のミックスの場合は、大きくなるかどうかは未知の世界だと言われています。

小型犬とのミックスだとしても大きくなる可能性は十分にあるようですね。

ただ、チャウチャウはそこそこ大きくはなるものの運動量は多くないのでマンションでの飼育も可能と言われています。

犬が大きくならないようにするってできる?その意味とは

体格の面で大きく育つはずの犬を大きくならないように育てるということはできません。

肥満には注意が必要ですが、小さい方がいい・かわいいという理由でフードを少ししか与えないという人もいるようです。

ですが、それは自然なことではなく栄養不良や発育不全を引き起こし、命に関わることになります。

小さい犬がいい場合には、本来の体格が小さい犬を迎えるようにしましょう。

普通に食べ健康に育つことが一番幸せですよね。

チャウチャウに似てる犬は他にもいる?

チャウチャウのように熊みたいな犬としては、トイプードル・ポメラニアン・ビションフリーゼあたりが似ているかもしれません。

チャウチャウのようなもふもふの毛並みを持つ犬種には、ポメラニアン・ペキニーズ・ビションフリーゼ・シェットランドシープドッグなどがあげられます。

チャウチャウと同じ中国原産の犬には、シーズー・パグ・ペキニーズ・シャーペイなどがいますよ。

最後まで世話していけるかどうかを考えながら、自分の生活や住宅環境にあった子を迎えるのがいいかもしれません。

チャウチャウと小型の犬との違いは?チャウチャウを迎えたいならどうすればいい?

実際にチャウチャウを迎える場合に知っておくといいことをまとめました。

  • 小型犬との違いについて
  • 黒いチャウチャウの値段は?チャウチャウの価格について
  • チャウチャウはブリーダーを探す方がいい?ペットショップでの販売はある?
  • チャウチャウの里親募集はある?

早速見ていきましょう。

小型犬との違いについて

小型犬との大きな違いはやはり体格です。

小型犬と比べて体が大きいため、興奮すると思っている以上に手に負えなくなることが考えられます。

また、小型犬のように抱っこをしてトラブル回避ができないので、しつけが物を言います。

小型犬のようにちょこちょこと動き回ることはないでしょう。

もう一つの大きな違いは飼育にかかる費用です。

小型犬に比べ、ご飯や手入れ代に費用が多くかかります。

通院など緊急時の移動手段に車が必要かもしれません。

黒いチャウチャウの値段は?チャウチャウの価格について

チャウチャウの価格は、およそ20〜40万円となっています。

他の犬種と同じく、メスの方がオスより値段が高くなるようです。

また毛の色によっても値段がかわり、珍しい色ほど高くなっていきます。

毛色がレッドやブラックのチャウチャウは数が多いため購入しやすい値段になりますが、ホワイトやブルーは珍しくなるため高額になる傾向があります。

また、毛の色が毛先側と付け根側とで陰影や濃淡がでるシェードカラーや、チャウチャウとして認定されないとはいえ色が混ざった斑らカラーの場合は、極めて珍しくより高額になるそうです。

チャウチャウはブリーダーを探す方がいい?ペットショップでの販売はある?

チャウチャウのペットショップでの取り扱いはかなり少なくなっています。

販売店を見つけることはかなり難しいですが、取り寄せが可能な場合もあるので相談してみるのもいいかもしれません。

ブリーダーさんから直接購入する方法が一番メジャーといえます。

日本でもチャウチャウ専門のブリーダーさんがおり、かなりこだわりを持って繁殖が行われているようです。

メスや珍しい色のチャウチャウを探すならブリーダーさんから購入するのがいいでしょう。

ブリーダーさんを選ぶメリットとして、大きくなったらどんな犬になるか判断するために親犬を見ておけるという点もあります。

ブリーダーさんはチャウチャウを熟知しているので色々なアドバイスをもらうことができるのもありがたい点ですね。

しつけの難しい点を考えると、ある程度しつけが行われた子を迎えるのがいいかもしれません。

乱繁殖や、母犬から幼少期に離されて性格が不安定になるという場合を考えても優良ブリーダーから直接購入することをおすすめします。

飼育環境やアフターフォローの点などを見極めて、信頼できるブリーダーさんを探してくださいね。

チャウチャウの里親募集はある?

保護犬などの新しい飼い主になる里親制度を利用できるかもしれません。

里親制度を利用する場合、犬がある程度成長していることを予想しなければいけません。

チャウチャウは幼少期のしつけが重要と言われる犬種なので、より根気強くしつけを行なっていく覚悟が必要になります。

犬の扱いに慣れていない場合にはやめておいた方がいいかもしれません。

まとめ

チャウチャウはそのもふもふな毛もあって、大きく成長することがわかりました。

大型犬とも言われるチャウチャウですが、マンションでの飼育も可能なのは驚きです。

ぬいぐるみのような見た目と、ユニークな性格が魅力的ですね。

でも、チャウチャウを迎えるには物理的な準備だけではなく心の準備も必要です。

最後まで愛情と責任を持って世話していけるか…

チャウチャウの絶対的な信頼を裏切らない飼い主さんになってください。

そうすればチャウチャウは最高の相棒になるかもしれません。

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